遺贈寄付を受ける団体になるために

一般寄付と遺贈寄付の違い

一般の寄付は、寄付者が団体の活動に共感し寄付をします。そして、団体は寄付者に対して活動実績や成果をフィードバックします。

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一方、遺言による寄付の場合は、寄付者が亡くなってから寄付されますので、団体から活動の報告や成果などのフィードバックを受けることができません。そのため、共感に加えて、「中長期的に活動してくれるであろう」、「自分の価値観を体現してくれる団体であろう」等の信頼をした上で寄付を決めるのです。

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こうした信頼感を持ってもらうためにはどのような準備ができるでしょうか。

遺贈寄付を受ける団体になるための一連の準備について、『遺贈寄付ハンドブック』では”遺贈寄付を受けるための5のステップ”が紹介されています。
 

遺贈寄付を受けるための5つのステップ

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それぞれのステップをまとめると以下のようになります。
 

第一のステップ:遺贈寄付についての基礎知識を得る

  1. 遺言書の書き方についての理解
  2. 遺贈、相続寄付、信託寄付などの違いや手順への理解
  3. 受け手側の法人格の違いによる会計処理への理解
  4. 遺贈寄付希望者へのコミュニケーション上の重要な点の理解
  5. 事例に対する理解

第二のステップ:遺贈寄付の受入れの準備

  1. 遺贈寄付のメニュー設定
  2. 専門家等との連携

第三のステップ:遺贈寄付の導線の設計

潜在寄付者から遺贈寄付者までドナーピラミッドを作成し、ステップアップ戦略を作成・実施をする

第四のステップ:適切な情報発信

団体のホームページやパンフレットに遺贈寄付の受入れに関する情報を掲載する

第五のステップ:寄付者と家族への感謝

  1. 生前のコミュニケーション
  2. 逝去後のコミュニケーション

各ステップの詳細を知りたい方は『遺贈寄付ハンドブック』をご覧ください。

また、「遺贈寄付についてもっと知りたい方へ」もご参照ください。

 

 

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